こだわり
2020.07.13
糖質制限断念男 廣澤です。
今日はハンズのこだわりの一部を紹介します。
気密と断熱の話。
天井編。
ハンズは気密シート張りで気密をとっています。
隙間をふさぐ役割は当然ですが、もう一つは湿気対策です。
ずーーーーーっと雨の日が続いています。
そして石川県は日本屈指の雨降り県です。
湿気対策はやりすぎなくらいやっておくべきです。
気密シートを張ることによって、家の中の湿気を壁の中に入れないようにします。
特殊なシートなので、壁の中で湿度が高くなると、家の中へ放出してくれます。
さらに、断熱材は湿気を吸ったり吐いたりしてくれるものを選定しています。
完成後は見えない壁の中・天井の中の環境に気を配っています。
増築でもしない限り、壁の中を見ることはないですよね。
解体時に見る昔の家の断熱材は、壁の中で結露し、カビだらけです。
そんな中で生活したくないですよね。
そんな大事な気密シートを電気の線や、換気扇の配管で貫通させないため、
天井を2回作っています。
天井は壁・床と違い、断熱材の暑さの確保がしやすい場所です。
ハンズの天井断熱材は羊毛を使い、厚さ25cmもあります!
気密断熱用の天井
と
クロスを張るための天井
その間の空間に電気の配線や換気扇の配管を通すようにしています。
当然手間は2倍。材料費も2倍。
完成してしまえばその手間も見えなくなります。
でも、いい家は手間がかかるもんです。
そして日々改善していくんです。