自宅の記録10 金物・床断熱 編
2021.01.25
将棋勝負をしだした「長男VS次男」が
「羽生VS藤井」に見えてしまう
親バカの極み男 廣澤です。
#こんな時が来るとは
#矢印の書いてある
#ドラえもん将棋にて
#羽生善治
#藤井聡太
#そしたら俺は
#加藤一二三
さてさて、興奮の上棟編~うっそうとした桜の葉の奥にうっすら見えるオーシャンビューを求めて~
の続きとなります。
上棟が終わると、まず建物の構造を固めていきます。
筋交いを入れ、耐震の金物を入れていきます。
特に大事なのが「ホールダウン金物」と言われるものです。
基礎のコンクリートに埋め込んであり、基礎と建物を連結させる大事な金物です。
やみくもに増やせばいいものではなく、必要なところに必要な強さのものをつけるのが大切です。
耐震に強い建物にしてくと、金物の数も増える傾向にあります。
構造が固まったら、次は雨が入らないようにします。
外部の防湿シートを張って、サッシをつけます。
これで雨が入らなくなったので、基礎にたまった水を乾燥させます。
床下の給排水の配管工事もこの時にします。
上棟前に配管工事、床断熱工事、床合板張りを先行していく工法もありますが、
個人的には、上棟までに雨が降ったりしても気持ち悪いので、上棟後にきちっと処理したいです。
1階リビングの場合、キッチンなど水廻りの配管もここでしてしまいます。
メーカーによって配管の位置が違うので、基本的にここまでに水廻りを決めておかなければなりません。
色の変更はまだ大丈夫ですが。
床下の乾燥が確認出来たら、床の断熱工事に入ります。
我が家はHANDSで建てたのではないので、仕様は少し違います。
床の断熱はセルロースファイバーという断熱材です。
新聞紙を荒い粉状にして、撥水・防火処理などをした断熱材です。
こちらも湿気には強く、天井にも使っています。
まずは空気の抜ける不織布を張ります。
次に気密シートを張ります
そしてホースでセルロースファイバーを吹き込んでいきます。
1マスずつ穴をあけて、吹き込み終わったら気密テープでふさぎます。
粉状なので、配管の周りもびっちり入ります。
セルロースファイバーは密度が大事なので、パンパンに入れてもらいました。
逆を返すと、施工によって密度のムラができるということでもあります。
そして、粉状なので、壁に使うときはもっと注意が必要で、
長い年月の間に重みで沈下しないようにしないといけません。
沈下してしまうと、断熱のないところが家中にできてしまいます。
ここをきちっと施工すれば、かなり優秀な断熱材です。
床に使う分には沈下の心配はないです。
素材の特性を知って、上手く使ってあげることが大事ですね。
1階床の合板も貼って、家感がまたググっと増しました!
次回は壁天井の気密断熱編でーす。