2階リビングのメリット、デメリット
2020.11.13
友達から来た英文のLINEに
「Wonderful Opportunity!」
と返してしまい、
すっかりB’zブーム到来の男廣澤です。
#IN THE LIFE
#英検4級保持者
#「オポチュニティ」てw
#シンパイナイモンダイナイナイナイザッツライフイッツオーライ
今回は2階リビングってどうなん?
についてあけすけなく語ろうと思います
#「あけすけなく」てw
#意味知っとるんかい
HANDSは建てさせていただいた家の約50%が2階リビングという稀有な住宅会社です。
設立時には特にコンセプトとしてはなかったのですが、たくさん2階リビングを建てさせていただく形になりました。
僕も坂上も自宅が2階リビングなので、当初から施工例が2階リビング中心だったのもありそうです。
加えて、実体験として語れるのも大きいですね。
まずはメリットから。
1.なんせ開放的、圧倒的明るさと超絶的プライベート感。
1階より当然2階の方が明るいです。
せっかくの南側道路の土地なのに、視線が気になってカーテンのレースしっぱなし。なんてことはありがちです。
大きい窓も付けやすく、解放感は段違いです。
カーテンいらないくらい、プライバシーも確保しやすいです。
2.リビング広くとれがち
1階に必要なものとして、玄関ホール、キッチン、洗面、サンルーム、お風呂、ファミリークローゼット、畳コーナーetc
必要なものが多いんです。
それらを含めながらリビングを広くとなると、ある程度敷地の大きさは必要です。
結果リビングを少し削るということが出てきやすいです。
2階リビングであれば、玄関ホールの分は確実に広くなり、さらに水廻りを1階にするか2階にするかの選択肢ができます。
3.天井高く出来がち
リビングの上は屋根です。
屋根の勾配なりに高い天井が取れます。
1階リビングの場合、2階が乗ってなければ勾配天井はできますが、間取りによって2階が乗ってしまうと高い天井は取りにくいです。
4.地震に強くなりがち
これは間取り次第のところもありますが、1階に玄関ホール、子供部屋や寝室、トイレなど小さい区切りの部屋が多くなり、
壁の量が多くなるため、比較的バランスの良い家になる傾向が多いです。
インナーガレージを取ると、壁の量は減ってしまいますが。
5.虫、若干減りがち
若干です(;^_^A 1階よりは少ないかと。
横が空き地で雑草が多いと、1階リビング廻りも虫多めになりがちです。
デメリット
1.登るのダルい
やはりこれです。重いものもって上がるのは大変です。
そんなに重いものもないですけどね。
我が家ではウォーターサーバーの水が一番しんどいです。
2.老後の不安
足腰弱ったら大変です。当然です。
ただ、これはいつの話?ということです。老後に向けて家を建てるのであればやめた方がいいですが、
人生の一番濃い時間は子供の成長を見守っている時間じゃないかと思っています。
ここを素敵な時間、空間にしてくれる、1つの選択肢であるのは間違いないです。
足腰が元気なら老後は景色のいい2階で過ごすもよし、1階と2階で各々好きな時間を過ごすもよし。
子供が結婚したら子供に渡したり、売却したりして、小さい平屋を建てるのもいいかと思います。
3.水廻りが1階だと家事が大変
総2階建てのようにしようとすると、1階が玄関、子供部屋、寝室だけだとどうしても少ないんです。
そこでお風呂やサンルーム、客間の和室などを1階におろす必要があります。
予算があれば、その辺は2階のままで、インナーガレージで1階を埋めてしまうのが理想ですかね。
この辺は予算と土地との相談になります。
4.防犯面の心配
2階での生活が主になるので、鍵のかけ忘れ等があった場合、誰かが出入りしても気づきにくいです。
5.子供が知らないうちに出入りする。
これが最大のデメリットだと思ってます。
思春期になると、悪い友達と夜抜け出して遊びに行っちゃうってことが簡単にできそうです。
個人的には人様に迷惑かけるような悪いことしなければ別に構わないと思ってますが、やはり心配は心配です。
この辺は教育次第かなと。
実際、僕の高校のころは2階が子供部屋でしたが、夜出歩いてましたし、
弟は出歩きすぎて鍵をかけられてましたが、夜中屋根から上って寝ている僕を起こして部屋に入ってましたのでw
おもろいやつです。
個人的には、一生同じ家に住む時代ではなくなってくると思っています。
ライフスタイルは目まぐるしく変化し、5年後10年後なんて、誰も想像出来ません。
ましてや何十年後の老後のことなんて考えようがありません。
お金の心配はして、準備はしておかなければなりませんが、ライフスタイルや考え方は大きく変わっている可能性大です。
移り住みたいと思ったときに、売りやすい家であるというのは大事かと思います。
不動産としての価格評価は22年でゼロの評価となりますが、
HANDSは長年過ごしても気密が落ちない作り方をし、
結露などによって劣化しない断熱材を選定しているので、
売却時に気密測定をしたりして数値化して価値を客観的に高め、
いつの時代も愛される普遍的なデザインがあれば、家の価格を高めることができると思います。
スクラップ&ビルドではなく、木造でも家の価値が高まるような、
そんな作り方を目指しています。
そのまま住んでもよし
子に譲ってもよし
売却してコンパクトにしてもよし
様々な変化に対応できる前提で
メリットとデメリットを理解し
自分たちの思い描く人生の延長に
2階リビングという選択肢があれば
幸せなライフスタイルの
お手伝いができると思ってます。
お金の制限がなければ
廻りの目も気にならないくらいの広い敷地に広いリビングの平屋が
すべてを叶えてくれるのでしょうがW
長文ありがとうございました。