90度
2021.06.15
娘が「おべんとうばこのうた」を見ているのを見て
なかなかの歌だなぁと膝が震えだした男 廣澤です。
#これっくらいの おべんとばこに
#おにぎり おにぎり ちょいとつめて
#きざみしょうがに ごましおふって ←ここから様子がおかしい
#にんじんさん ←ほう
#さくらんぼさん ←ここだけポップ
#しいたけさん ←渋い
#ごぼうさん ←激渋
#あなのあいた れんこんさん ←穴の開いてないのはないぞ+数字の流れをあきらめたな
#すじのとおった ふき ←締めがふき、やけくそ感
#まさかのふき
#すじのとおった
#ふーき
#おべんとうばこのうた
#ポップなメロディの歌い手は
#ラブラブなおじいちゃんかおばあちゃん
おもろすぎてまともに聴けません
今日は、皆さんがオリンピックの次に気になる
「建物ってどうやって90度を守って、真四角にしているの?」
について書いてみようと思います。
#聴かれたことない
#25年間
#一度も
週末の上棟の前に、この作業をしてきました。
基礎の上に90度のラインを移しこんで、そのラインに合わせて大工さんが土台を乗せていきます。
この90度を正確に出す機械が「トランシット」です。
測量に使うやつです。
基礎の角に印を付けて、その真上にトランシットを水平に設置します。
どちらか一方の角をにらみ、固定します。
固定したところで、ここを0度に設定します。
そのあと固定を緩め、首を回すと、画面に、〇度と表示が出ます。
これを90度にし、もう一方の角をにらみます。
このレンズを除くと
見えたー!
角ー!!
もう一方の角ー!!!
うちのトランシットはレーザー付きなんで、分かりやすいです。
このちっちゃい赤い点がレーザーです
これを印して、基礎の天端に墨を付けて行って、墨出しが完了となります。
#すじの通った墨
こうやって土台伏せが行われ、建物がミリ単位で90度になるとういうことです。
いくらプレカット機械で木材を正確に加工しても、この作業が正確じゃないと意味ないです。
こういう細かい作業の積み重ねが大切ですね。
何事も。
週末は上棟だー!!
お昼ご飯は写真の弁当で決まりだな。
#棟梁に怒られろ