ダイライトを使う理由
2021.01.19
子供とペットと加湿器の数が増え続けている男 廣澤です。
#子供4人
#犬1匹猫2匹
#加湿器5匹
#全部愛おしい
亀が増えそうな気配があります。
今回は、ダイライト を使う理由を話そうと思います。
ダイライト。
外部に貼る板になります。
製品特性として、
①地震に強い
②火災に強い
③シロアリに強い
④腐りにくい
⑤湿気を通す
といったものがあります。
「ダイライトとは」←クリック
①地震に強い
に関しては、壁が一面板状になるので、見た目から強さをかもしだしています。
②火災に強い
は、原料が木材などではなく、火山性ガラス質堆積物など、無機質なものを使っているため燃えにくいんです。
最近多い、ガルバリウムの外壁は、それ単体では防火が弱く、石膏ボードなどとセットで使う必要がありますが、ダイライトを使えばそれを満たすことになります。
③シロアリに強い ④腐りにくい
も無機質な素材がもたらす効果です。
⑤湿気に強い
ここが大きなポイントです。
ハンズスタイルは「デザイン」「性能」「安心」「コストパフォーマンス」「仕事の質」と
「結露対策」すべてを叶える家づくりを目指しています。
#どれも取りこぼさない
壁の中で結露が起きてしまうと、もうどうしようもありません。
直せません。
見えません。
建替えの時、解体していく家を見ていると、どこの家も壁の中はカビだらけです。
カビの生えた断熱材も出てきます。
そこからまず、断熱材の選定をしました。
湿気を吸放出してくれる、「パワーマックス」と、「サーモウール」が適していると思いました。
「天井断熱 サーモウール」←クリック
「壁断熱 パワーマックス」←クリック
そして、筋交い工法と、繊維系断熱の相性の悪さを解消したくて、筋交いを省略できる面材工法にしようと。
僕んちの筋交いの様子。
断熱材入れにくそう(;^ω^)
自宅は自分で断熱材施工したので、すこし仕事は荒いのですが、やはり入れにくく、
筋交い周りは隙間ができて空気層となってしまってました。
木にも断熱性能があるものの、断熱材とは比較になりません。
ここを隙間なくビッチり入れること。
使った材料と面積ではじき出す〇〇値の計算にはここは出てきません。
ハンズは見えないところこを丁寧にする精神です。
加えて、木材が乾燥で動こうが断熱材も伸び縮みするので、長い目で見ても隙間もできません。
ダイライトを張ると、こんな感じで筋交いがいらなくなります。
断熱材入れやすそう(^_-)-☆
そして気密をシートで取ります。
シートも壁の湿気を放出してくれる特殊シート「タイベックスマート」です。
「タイベックスマート」←クリック
内側は完璧です。
あとは外部の板材の選定です。
ここもさぼるわけにはいきません。
板の強さもさることながら、やはりどれだけ湿気を通すかを重要視しています。
「透湿抵抗」という数値があります。
数値が大きいと、湿気を通しにくいとなります。
板材を比較してみると、このようになります。
木材合板系はやめることにして、施工性と価格、性能値を吟味し、ダイライトに行きつきました。
ガルバリウム鋼板の外壁が使いやすくなること。
繊維系断熱材がきっちり入ること。
これが①~⑤に加え、ハンズスタイルの目指すところと一致したので、ダイライトを標準仕様にしました。
当然コストが上がりますが、コスト以上のものをもたらしてくれます。
ここをベースとし、予算と照らし合わせ、床暖房、1種換気、床下エアコン、ガルバリウム外壁、付加断熱など、お好みのものを付け加えていけばいいと思います。
プロとして譲れないラインを高いレベルできちっと線引きしています。
詳しく話を聞きたい方はいつでもご連絡ください!
2/13,14には白山市陽羽里でも内見会を予定しています。
そちらでも説明いたしますので、ぜひお越しください!